ナイアンティックは地図を絡めたゲームが得意
もともとナイアンティックは「イングレス」という位置情報を使ったARゲームを得意としていたゲーム会社です。
そして大ブレイクした「ポケモンGO」の原作、ポケモンは主人公がポケモン図鑑と地図を片手に、各地を訪ねてポケモンバトルを繰り広げるゲームです。
アニメも十年以上主人公のサトシが旅をしています。アニメ開始当時同じ歳だった人はもう社会でバリバリに働いている年代ですね。
実はこれだけずっと続いているゲームですが、ポケモンはシリーズのはじめ(赤、緑シリーズ)から「カントー地方」という場所を舞台に始まる完全に地図と密接に絡んだゲームなのです。
そのため、「ポケモンGO」も地図上を歩いてポケモンを捕まえるという、原作ゲームに忠実なゲームとなっています。
これが、ナイアンティックの持つゲームの魅力と完全に一致したため、素晴らしいゲームとなったと思います。
さすがナイアンティック!ハリー・ポッターシリーズも地図があるぜ。
ハリー・ポッターシリーズも実は原作に魔法の地図が登場します。
名称は「忍びの地図」。
誰がどこにいるのかわかる魔法の地図であり、主人公のハリーがいろいろ計画を実行する上で重要なアイテムです。
ここで面白いのが、ハリー・ポッターに出てくる「忍びの地図」の登場が第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の1999年、Google Mapのサービス開始が2005年。
つまり、登場時には誰もが羨む完全に魔法の地図だったものが、今やスマホ片手にできてしまうということにここ10年で科学が魔法を追い抜いてしまったのです。
まさにポケモンでいうところの「かがくのちからってすげー!」という状況ですね。
こんなに地図が進歩したんだから、原作よりももっと楽しい遊びができるはずですよね。
ナイアンティックさん、ぜひともよろしくお願いします。
AR技術がどれだけ進歩するかも見もの
ポケモンGOはARという表現を使っていいのかどうか迷うくらい、正直位置情報しか使っていないゲームだというのが私の認識です。
本来はテレビCMでやっているような、そこらへんにいるポケモンをスマホ越しに見つけて捕まえるというゲームがARなんじゃないかなと思います。
ただ、そんなこと現実でやっていたら今まで問題となっていた、スマホゲームによるわき見事故以上の問題となっていた可能性があります。
なので、結果的にはポケモンGOは今回のレベルのARでむしろ良かったのでしょう。
ただ、次のハリー・ポッターシリーズも同じゲーム性だとすると、ポケモンGOを超えることはないと思います。それほど、ポケモンGOはスマホのゲーム性と操作にマッチしています。
それはナイアンティックさんもわかっていると思うので、そのうえでどんなARを見せてくれるのか今から楽しみです。
まとめ
以上、発表されたハリーポッターシリーズのゲーム情報に対する感想でした。