大学に入学するとゼミや研究室でパワーポイントを使ったプレゼン発表をする機会に出会います。
私はプレゼンテーション(以下プレゼン)を得意としていなかったため、発表がわかりずらいとの指摘を受けることが多かったです。
よく聞くプレゼンで気を付けるべきポイントは、誰をターゲットとして発表するかを考えることです。聞く人が最も理解できる発表が良いプレゼンであるといえるでしょう。
そんな中、手間をかけずに聞く人の理解を深めるためにできることとして、プレゼンでレーザーポインタを使う方法があげられます。
プレゼンで分かりにくい発表というのは、たいてい資料に情報が多くて話している内容を資料から読み取れないために起こります。
そこで、レーザーポインタで聞き手の視線を誘導してあげるだけでも、理解の助けになります。
ということで、今回はレーザーポインタの紹介をします。
発表内容を説明する際にどの図や文を説明しているのかをポイントしながら説明すると、聞き手の理解を助けます。
また、ポイントしながら資料をなぞって説明することで、説明の抜けや漏れをなくすことができ、発表の質が上がります。
ただし、注意点として慣れていないと、説明が進んでいないにもかかわらず、やたらポインタを動かす人がいます。これをしてしまうと聞き手の目が疲れるため逆効果です。使用する際は最低限で使用しましょう。
一般的に赤、緑、青の3種類の色のレーザーポインタが普及しています。
値段:赤 < 緑 < 青 波長:赤 > 緑 > 青
波長が長いほど値段が下がっています。作りやすさという点で赤が有利なのでしょう。
ということで、赤のレーザーポインタがおすすめです。
青は最近Blue-rayの普及でレーザーの価格が下がっているようですが、まだまだ値段に差があるのが現状のようです。
青の光は一般に目に優しくない(PCのBlueカットのメガネが売れている)との認識で、あまりお勧めできないみたいですね。
他にも、PCと連動してプレゼン資料を次のページに送ることのできるポインタも増えています。
PowerPointの2010以降はマウスをレーザーポインタ風に変更することができます。
やり方ですが、スライドショーを実行して、[Ctrl]+マウスの左ボタンを押します。
そうすると、下記のようにポインタに変わります。
実は以前この機能で失敗したことがあります。
今のバージョンでは修正されているかもしれませんが、レーザーポインタの状況だとスライドショーに作ったショートカット(たとえばほかのページに飛ぶなど)が動作しないという課題がありました。
そのため、結局マウス設定に戻して使用したことがあります。
資料でリンクをたくさん使ったプレゼン資料を作っている人は注意です。
よいプレゼンかどうかわかりませんが、奇抜な発表を聞いたことがあるので紹介します。
プレゼンのページを進める演出を指パッチンの音をマイクで拾って進めるという、とんでもない発表をした人がいるということをどこかで聞いたことがあります。
跡部さんくらい顔がイケメンなら許されるかもしれませんが、実際にやってみると奇抜すぎてたぶん引かれます。
実際、そのプレゼンも途中で教授にダメだしされて普通にページをめくっていったらしいです。
でも、人の記憶に残るという点ではとんでもない効果を発揮した発表だと思いました。
昔から発表を助ける重要な道具として差し棒が使われていました。ただし、時代が流れるにしたがってレーザーポインタが普及するにつれて姿を消しつつあります。
しかし、あるゼミでは時代が戻って(もしくは進みすぎて)ライトセーバーを使ってプレゼンをする形態をとっているらしいです。
しかも数千円ではなく下記のような数万の限りない本物に近いライトセーバーの差し棒を使用しているとのこと。
なんでも、卒業生のみんなからの贈り物として、そんな高価な贈り物をされると使わないともったいない感じになるのでしょうか。
フォースの力で理解が深まるならいいかもしれません。
大学の卒業生は後輩のためにゼミに一つ送ってあげるのはいかがでしょうか。
卒業生からの贈り物としてぴったりの一品です。
ースタイル
すぐに道具に頼るのはよくないことですが、発表で聞き手の理解を手助けする方法として、レーザーポインタを利用するのは悪くない方法だと思っています。
使い方さえ間違えなければ、すぐにでも効果のでる方法なので、発表が苦手な人はとりあえず実践してみてはいかがでしょうか。