長い間ぼっちを経験してきて思ったことがあります。
他のぼっちの方がどうかわかりませんが、私が何が苦手かというと、
「対等な関係を保つこと」だと思います。
対等な関係が一番バランスを取れない
同級生や大学、社会人の同期など対等な関係を持つ相手がたくさんいます。
ただ、ぼっちにとってこの”対等な関係”が一番苦手なんではないかと思う今日この頃です。
本来対等とは、どんな相手にも互いに同じ立場で会話をすることです。
そんな中、私の場合、相手が同級生だとしても、相手が威圧的であれば相手を上において敬語気味に話、相手が他人を敬うような態度であれば少し上からものを言ってしまう傾向にあるのです。
つまり、自分に確固たる位置があるわけではなく、相手に合わせて自分の立ち位置を決めて話してしまう癖があります。
いい意味では、空気を読めるような気がしますが、単純に八方美人な態度をとるだけの良くない傾向にあるのです。
おそらく、”ぼっちになりがちな人”は私と同様にこういったまわりの影響を特に受けやすい人なのではないかと思います。
だからこそ、周りに合わせることが苦痛で、関係を断つことが一番気が楽になってしまうのです。
これのようにぼっちになるということは初期には楽ですが、年を取っていくごとにさみしくなる傾向にあります。
まだ学生の方は間に合うので、できる限りぼっちにならないように考えてみてください。
そのためには、相手に合わせることも重要ですが、何よりまず自分がどんな立ち位置にいるのかが第一だと考えてください。
上下関係が嫌いなぼっち
私の場合、対等な関係をとることも苦手なうえに、上下関係で指示されるのも嫌いだったので、大学でもサークル、クラブに特に入っていませんでした。
ただ、こういった上下関係は社会人になっても一生続くものです。
上下関係が不要なのは、自分が一番上に立つ場合か、ぼっちでいる2通りしかありません。
そして、当然他人との関係を築けない人は一番上に立てるはずもなく、ぼっちになってしまうのです。
そうならないために、上下関係があったとしても組織に入るということはぼっちにならない一番簡単な手段なのではないかと思います。
もちろん、学校に限定する必要はありません。むしろ、外部ならこういった上下関係のない団体はたくさんあります。
上下関係が苦手であれば、そういった組織に入って関係を作っていくのもよいと思います。
ただ、注意したいのははじめに書いた通り、上下関係がないということは対等な関係を築ける人でないとたいてい表面的な付き合いしかなくなってしまいます。
そのため、対等な関係、もしくは上下関係のどちらが自分に向いているかよく考えてみたほうがよいと思います。
どちらも中途半端に手を出して、どちらもできない私のような人は、結局ぼっちになりかねません。
ぼっちにとって最も重要なのは正しく評価すること
何がぼっちにさせるのかというと、だいたい初めの対等な関係が取れない書いたように、
自分の立ち位置がわからない、他人に合わせないとわからないなど、「正しいバランスで物事を評価できないこと」にあると思います。
たとえば、トラウマのような経験をしたことで自分自身を著しく低く評価している。
または、他人にとってどうでもいいことを自分にはとても面白いからと空気を読まず面白そうに話したり、逆にみんなが楽しく話していることに対して自分には面白くないからと話を切ったりするなど。
客観的に物事を評価できなくなると「ぼっちになりかねない」という傾向にあると思います。
ただ、ぼっちでいる時間が長いほど加速してどんどん周りとの差が開く一方なので、
そういった正しい評価ができるように、できる限り周りと接触するようにしておいたほうがよいです。
正しく評価できなくなると、二度と対等な関係に立つことができなくなってしまいます。
まとめ
この記事ではぼっちな私が苦手とすることについて書きました。
結局、自分自身を正しく評価して、どんな位置に自分がいるのかを理解すること、
これがぼっちにならないための重要な要素なのではないかと思います。
脱ぼっちを考えている人はまずは自分の評価基準が正しいか考えてみるのはいかがでしょうか。
以上。