2017年12月に公開となったスターウォーズ・最後のジェダイを見てきました。
私自身、スターウォーズに関してはにわかなので、細かな描写まですべて追い切れなかったと思いますが、見てきた中で気になった内容について紹介します。
なお、ネタバレはしないつもりですが、中には無意識で述べてしまっている可能性もあるので、安全に見たい人は映画を見てから閲覧をお願いします。
注意!ネタバレを含む可能性があります。嫌な方は映画を見てからご覧ください。
サムライの見た目のエリート・プレトリアン・ガード
今回のファースト・オーダー(相手方の軍団)の最高指導者スノーク氏、ダークサイドのトップにふさわしいなかなか怖い見た目をしています。
その護衛が「エリート・プレトリアン・ガード」、今回の映画で侍のような見た目をした護衛の名前です。
ゲーマーの日本人が受けそうな武器(剣、双剣、鞭、槍など)を使っています。
最後のジェダイのポイントは赤
今回の映画は上記の「エリート・プレトリアン・ガード」の甲冑もそうですが、
あらゆるところに「赤」を使っています。
今作ではタイトルのロゴの縁取りにも使われているので、
赤を印象づけることで無意識に思考を誘導しようとしているのかもしれません。
スターウォーズの赤といえば、ライトセイバーの色が印象的です。
そして、この「赤」はダークサイドにいかに近いかを示しています。
ということで、今回のストーリーはダークサイドに世界が染まっていく様を描写したのかもしれません。
正直な感想
初めに述べたとおり、私は正直にわかであまりこのシリーズを追っかけたわけではないので、
感想については的外れなコメントをするかもしれません。
なので、気になっても一つの意検として流してください。
感想を一言でいうと、そこそこ面白かったです。
そこそこというのは、前作の”フォースの覚醒”はいまいちだったなというのが当時の正直な感想だったのに対して、今回は結構楽しめました。
私的な感想
・人同士のやり取り(裏の考え)まで練られてた
・サムライの敵兵がかっこよかった
・ご都合主義が発生してた。(シリアスギャグに見えた)
・ワープ(移動手段)最強説
CGを含めて映像がとてもきれいでした。
ただし、前回の映画では最後にドローンを使った撮影をしていて、
しかもその映像がいまいちだった記憶がありました。
今回はもっと進化したドローン撮影を期待していたのですが、
それほどでもなかった点で少し残念です。
ただ、全体通して作品内での出来事や行動に対して、
理由づけや背景を盛り込もうとしていて、丁寧な作品だったなと思いました。
(多少強引なところやご都合主義なところがあった気もしますが。)
正直、以前のようなカリスマ的なスターウォーズではなくなったような気もしますが、
この作品を好きな人がきっちりといいものを作ろうとする意志を感じたので、
そういう姿勢が好きな私としては面白かったなと感じます。
あと、やっぱりサムライのような敵兵を見るとそれだけでテンションがアップしました。
他、気になった点は映画見てもらえればわかると思います。
まあ、ここまで見たら最後まで見る予定です。
最後まで丁寧に作ることができれば、よい映画になると思います。
ジェダイのルーツはサムライ
日本のクロサワ映画はスピルバーグなどのハリウッド映画監督と並んで、世界から注目されていましたよね。
スターウォーズの監督・ルーカスもクロサワ作品が大好きで、
ジェダイも日本の時代劇の”ジダイ”をもじったものとして有名です。
当然、ルーカスはクロサワ映画に出ていた俳優・三船氏が大好きで、彼に対して「オビ=ワン・ケノービ」役や「ダースベイダー」役のオファーしたという話がありましたが、
三船さんはこれを断ってしまったという悲しい出来事がありました。
三船さんが出演したほかのハリウッド映画が失敗だったので、断ってしまったようです。
仮定になってい舞いますが、三船氏がこれに出演して成功していれば、よりジェダイがサムライに近い形になっていたかもしれません。
あと、日本人のハリウッド俳優を目指す人ももっと増えていたかも・・・。
まあ過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ありませんね。
ただ、今回の映画で出てきた敵方のサムライ甲冑のような兵士を見て、
スターウォーズの原点、ジェダイのルーツはクロサワ映画の”侍”に源流があるのだと、
思い出すいいきっかけの映画でした。
まとめ
最後のジェダイを見てきたので記事にしてみました。
今回で完結はしませんが、前回の映画が導入(起)だったのに対して、
今作は話が展開(承転)が見られる映画で面白かったです。
皆さんも一度確認してみてください。